キャスト |
内田成信 越賀はなこ 丹羽美貴 高田博臣 牧野和彦 にいみひでお
藤本伸江 和田幸加 花山ヨージロー
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スタッフ |
原作=太宰治 演出=三浦基(地点) 戯曲=永山智行(こふく劇場) 演出助手=佐久間晶子
舞台美術=杉山至+鴉屋 衣裳=ごとうゆうこ 照明・音響=四方あさお 音響オペ=新美豊
イラスト=よしながこうたく フライヤーデザイン=京(kyo.designworks)
制作=安形葉子 製作総指揮=平松隆之
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日程 |
【】内はアフタートークのゲスト ♪はお得なプレビュー料金ステージ
●名古屋=愛知県芸術劇場小ホール(全席自由)
1月13日(金)19:30【三浦基(演出家・地点代表)×平松隆之(制作・劇団うりんこ)】
1月14日(土)14:00
1月14日(土)18:00【永山智行(劇作家/演出家・劇団こふく劇場代表)×唐津絵理(愛知芸術文化センター主任学芸員)】
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●横浜=KAAT神奈川芸術劇場中スタジオ(全席自由)
1月19日(木)19:30♪【鹿島将介(演出家・重力/Note)×三浦基】
1月20日(金)15:00♪【吉田小夏(劇作家/演出家・青☆組)×平松隆之】
1月20日(金)19:30【杉山至(舞台美術家・六尺堂)×三浦基】
1月21日(土)14:00
1月21日(土)18:00【相馬千秋(F/Tプログラム・ディレクター)×三浦基】
1月22日(日)14:00
一般早得2500円/高校生以下1000円などチケットかながわにて取扱中(各回限定)
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●広島=アステールプラザ多目的スタジオ(全席自由)
2月1日(水)19:30
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●福岡=ぽんプラザホール(全席自由)
2月3日(金)19:30♪【泊篤志(劇作家/演出家・飛ぶ劇場代表)×平松隆之】
2月4日(土)14:00
2月4日(土)18:00【柴幸男(作家/演出家・ままごと主宰)×うりんこ俳優陣】
2月5日(日)14:00
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●大阪=大阪市立芸術創造館(全席自由)
2月10日(金)15:00♪
2月10日(金)19:30【杉原邦生(演出家・KUNIO主宰)×池浦さだ夢(男肉 du Soleil団長)】
2月11日(土)14:00
2月11日(土)18:00【山崎彬(劇作家/演出家・悪い芝居)×平松隆之】
2月12日(日)14:00
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●相模原=グリーンホール相模大野多目的ホール(全席指定)
2月25日(土) 15:00【三浦基(演出家・地点代表)】
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●豊川=ハートフルホール<豊川市御津文化会館>(全席指定)
3月4日(日)15:00
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●松本=まつもと市民芸術館小ホール(全席自由)
3月18日(日)14:00
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料金 |
前売:一般3000円 学生2000円 ♪プレビュー2500円
当日:一般3500円 学生2500円 ♪プレビュー3000円
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チケット取扱い |
ローソンチケット Lコード
名古屋45846 横浜35225
広島66590 福岡82741 大阪52045
相模原35056 豊川45856 松本35226
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お問い合わせ |
劇団うりんこ 052−772−1882
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テアトロ掲載&全国ツアー記念
=OTGルネッサンス!!=
太宰治中期の作品「お伽草紙」は瘤取り、カチカチ山、浦島さん、舌切り雀などおなじみの話を太宰が独特の視点でユーモアたっぷりに皮肉った傑作です。そして、劇作家永山智行の手によって鮮やかに現代へと蘇りました。今回、総合演劇雑誌テアトロへの掲載と全国ツアーに寄せて、日本各地の劇作家・演出家に演劇妄想を依頼!もうひとつのお伽の国が展開されます!!
・山田百次(劇作家・演出家)/劇団野の上(青森)
・畑澤聖悟(劇作家・演出家)/渡辺源四郎商店(青森)
・田辺剛(劇作家・演出家)/下鴨車窓(京都)
・木ノ下裕一(監修)/木ノ下歌舞伎(京都)
・坂本見花(劇作家)/浮遊許可証(大阪)
・藤井友紀(劇作家・演出家)/黄金山アタック(広島)
・大塚ムネト(劇作家・演出家)/ギンギラ太陽'S(福岡)
&more...
さてさて、みなさんいかがでしたか?
ぶっちゃけ舞台より面白い!?
それを確かめるべく、ぜひ会場へも足をお運び下さい!!
『お伽草紙/戯曲』のこと
みなさん、この劇は太宰治という作家が日本に古くから伝わるおとぎ話を自由に考え直して新しくつくった小説を元にしています。そこでは、例えばあの浦島太郎は助けてやった亀にひどく怒られたりもしています。どうしてそうなのかは、劇を見てのお楽しみですが、このように元々あるお話を考え直してみることを、むずかしい言葉で「批評」と言います。
さっき私は、この劇は太宰治の小説を元にしているといいましたが、つまり、この劇は、日本に伝わるおとぎ話を太宰が考え直したものを、さらに考え直したということです。どうしてこんなややこしいことをやるのかと言うと、私は、劇というものは、そもそも「批評」だと思っているからです。
太宰は戦争中、検閲のために自由な発言ができないとき、古典を題材にしてたくさんの小説を書きました。皮肉にもそれらは彼の作品の中でもたいへん優れたものになりました。このことは、芸術すらもある制約を課せられたときに力を発揮する、ということを意味しているのではないでしょうか。今日、私たちは目に見えるような明らかな制約の中に生きてはいません。特に今の日本において「目に見えない制約」について考えることはとてもむずかしいと思います。
この劇は、そんなことを考えながらつくりました。だから子ども劇のふりをしていますが、みなさんには分かりづらいと思います。でも大丈夫です。大人もあまりよく分かっていないからです。批評する相手のことを。これは、大人になれない大人のための、子ども劇なのです。
三浦基 みうらもとい
1973年生まれ。京都市在住。演出家。1999年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。帰国後、代表をつとめる劇団「地点」の活動を本格化。2005年、東京から京都へ活動拠点を移す。同年『かもめ』(作:A・チェーホフ)にて利賀演出家コンクール優秀賞受賞。2007年より、<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、シリーズ第3作『桜の園』で文化庁芸術祭賞新人賞受賞。著書に『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院)。2008年度京都市芸術文化特別奨励者。2010年度京都府文化賞奨励賞受賞。
太宰治/サンプリング
さて、「太宰治」とはいったい何者だったのか、という疑問を当然のように考えるわけです、執筆にあたって。そうするともう分からなくなるのです。つまるところ「太宰治」という人物は実在しなかったのではないだろうか、とさえ思えてくるのです。あれは小説の登場人物であって、本当はそんな人、存在しなかった―――、そう言ってもらった方が、どこかほっとするような、そんな感じ。
結局のところ私にできたのは、「太宰治」とやらが他人の日記や手紙を大胆に引用したように、「太宰治」とかいう人が書いた言葉をただサンプリングしていくことだけでした。発語の主体を見失い、ただ空中を飛び交う言葉たち。けれど、そうした時にはじめて「太宰治」とかいう人物が少しだけ実体を見せてくれたような気もします。でもその時にはもう彼が実在したのかどうかは、どうでもいいことのようにも思えるのです。
「誰かが経験したこと」を知識として手に入れることが容易になったこの時代に、「本当にそこにあったもの」と「仮想」とは同じ画面の上に記されるものとして、ますます並列に存在しているような気がします。
「我思う、ゆえに我あり」となかなか実感することができないこの時代の、この演劇を、さて「太宰治」とかいう人はいったいどう見るのだろう、と、それが私の目下の関心事なのです。
永山智行 ながやまともゆき
1967年生れ。劇作家、演出家。劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。同作をはじめ、戯曲は劇団外での上演も多く、2005年に東京国際芸術祭参加作品として書き下ろした『昏睡』は、2009年には、青年団の中心的俳優、山内健司・兵藤公美の二人芝居として、神里雄大(岡崎藝術座)演出により上演された。また地点の演出家・三浦基との共同作業として、『お伽草紙/戯曲』(劇団うりんこ・2010)、『Kappa/或小説』(地点・2011)の戯曲も担当した。
2006年10月に、財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターに就任。



