ぼくってヒーロー?

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更新日 2012-02-18 | 作成日 2008-04-27

ぼくってヒーロー?

ものがたり

IMG_0005.jpg 5年生になっても真一は、弱っちの泣き虫。でも”いつかきっと、ムチャムチャ強いヒーローになって、悪いやつらをコテンパンにしてやる!”と思っている。
そんなある夜中、25世紀からやって来たという人物が真一の部屋にやってきて「君を、国際地球連合ヒーロー科学研究所のスーパーキッズヒーローにする」と、変身ベルトを授けてくれた。

果たして、真一は”本物のヒーロー”になれるのか?!
”本物のヒーロー”って本当はどこにいるのか?
今こそ、よわっちの泣き虫少年が"最高のヒーロー"になる!

<スタッフ>
原作:立石彰「ぼくってヒーロー?」(講談社刊)
脚本・演出:北村直樹
美術:倉本政典
音楽・音響:ノノヤママナコ
照明:御原祥子
衣裳:ごとうゆうこ
アクション指導:杉本明朗
イラスト:石井聖岳
デザイン:伊藤祐基

<演出のことば> ぼくの中のヒーロー? 北村直樹

009.JPG 普段は大した力も勇気もなくクラスでも地味で目立たないのに、ある瞬間いきなり「ヒーローに変身」し、凶悪な敵を見事に倒して仲間を助ける。しかも、ヒーローの正体が実は自分であることを誰にも知らせてはならない…。こんなストーリーに激しく憧れ、もしかしたらいつか自分も本当にそうなるかも知れないと、妄想して目を輝かせていた時代が、確かにぼくにはありました。そして身近な男子達の多くもまた、ぼくと同じ眼をしていました(女子達にも女子達なりの妄想があったのかなぁ)
 やがて時代は移り、いきなり「ヒーローに変身」する事なんて出来ないと思い知り、自分のごまかせない弱さを知り、時には辛く厳しい現実を知り…。だけど、そんなリアルな現実をいくつも思い知るほど、あの時代に憧れたヒーロー達が遠くから応援してくれているような気がします。「セイギノミカタ!」「セイギハカツ!」「ナカマヲシンジル!」
 ぼくは今までも弱いまんまで、やっぱりウルトラセブンにも赤影にも矢吹丈にもなれなかったけれど、弱くても何かに立ち向かうことは出来るんだと、ヒーロー達は教えてくれます。そして自分の中の小さな勇気を信じる、それこそがヒーローの証なんだと、このお話の主人公、よわっちの「真一」は教えてくれるのです。

「一歩」の変身! 劇団うりんこ

130.JPG この物語の主人公真一はよわっちの泣き虫。幼なじみの太司・光・千春との関係も、幼稚園からずーっと変わっていません。ずーっとからかわれ、弱い立場のまま。自分の思っていいる事も満足に言えません。「いつかそんな自分とサヨナラしたい!」「もっと強くなりたい!」ずーっとそう思い続けています。
 今、自己肯定感の持てる子どもが少ないと言われています。他人との比較で、自分に自信が持てなくなっているのです。大人も例外ではありません。でも「変わりたい」と誰もがそう思っているはずです。
 真一は勇気をふりしぼって「自分の思っていること」を言います。
 このお芝居を観た子どもたちが真一のように「一歩を踏み出す勇気」をもってほしい。誰だって、大切な人の”最高のヒーロー”なのだから。

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