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更新日 2016-10-27 | 作成日 2016-04-03

はぐれ峠のわらい鬼

ひとり峠でまっている なみだのかれたわらい鬼

「わらい鬼の 本当の気持ち」

はぐれ峠には、笑うことしかできない鬼がいます。
淋しくても笑っています。怖くても笑っています。怒っていても笑うのです。
大切なものと はぐれてしまったから、
本当は辛くて淋しくてたまらないのに 笑うのです。
本当の気持ちを 誰とも分かち合えないから 笑うのです。

人前で泣いたら 恥ずかしいかな?
大勢の中で怒ったりしたら 変な人って思われるかな?
正直に言ったら 嫌われるかな?
そんな風に考えて、本当の気持ちを からだの中にしまっておいたら・・・
自分で自分の気持ちが、わからなくなってしまうこともあります。

哀しいことも つらいことも
かならず誰かが 受けとめてくれる。
きっと誰かと わかちあえる。
私たちは、お互いに気持ちを伝えあう中で、大切なことを分かち合い、苦しいことも乗り越えていく力をもっている生きものです。
このお芝居を観てくれた人が「本当の気持ち」を大切な人と分かち合えることを、心から願っています。

<スタッフ>
脚本・演出   児玉 俊介(しし丸カンパニー)
美術      加藤 ちか
衣裳      中矢 恵子
音楽・音響   ノノヤママナコ
照明      四方 あさお

<おはなし>

はぐれ峠のふもと  笑い鬼がいるという
その鬼退治に峠にやってきた虎之助
捕らえるつもりが捕らえられ ああ情けなや・・・
その虎之助を追って峠にやってきたのは娘のさえ
さえ「母上のかたき!」
虎之助「こ、こら、いたっ!ちょっ…さえ…」
笑い鬼「ちょ、ちょっと待て!がはははは」
泣いて、笑って、笑って泣いて…
はてさてこの父娘と鬼のテンマツは・・・
あとは見てのお楽しみ!!