HISTORY

劇団うりんこ沿革

1973年

・8人で「劇団うりんこ」発足
・しかたしん(児童文学者・劇作家)劇団代表に就任
・プレハブ稽古場が建つ

——資金作りの活動がみのり、うりんこの最初の活動場所である。100㎡のプレハブ稽古場を建てることができました。

加賀屋さんのトラックと西尾舜三さん。

1974年

・初めての小学校公演『花刀』『まわせ・まわれ・ピストン・クランク』
——初めて挑む学校公演は岐阜県恵那郡の串原小学校。チリ紙交換のトラック2台に道具を積んではじまりました。車を提供してくれた古紙回収業者の加賀屋さんが車体に劇団うりんこの名前を書いて送り出してくれました。

1975年

・初めての中学・高校作品『グスコーブドリの伝記』

1976年

・「株式会社劇団うりんこ」設立

1977年

・「劇団うりんこ後援会」発足
——発足当初は「児童演劇を語り支援する会」という名前でした。
・公演班が2班体制となる

1978年

・公演班が3班体制となる
・6人編成による「走れ!キャラバン」班誕生
——舞台道具や機材などをコンパクトにして、小規模でも充実した公演ができることを目指したのが「走れ!キャラバン」班でした。はじめて学校舞台から降りてフロアにセットを組んだのもこの頃でした。

1979年

・「劇団うりんこ付属演劇研究所」開所

1980年

・いのこ福代が全児演新人賞 受賞
・名古屋市芸術奨励賞 受賞

1981年

・劇団理念 採択

劇団うりんこ創立10周年記念祝賀会。

1983年

・劇団創立10周年記念「劇団うりんこ上演戯曲集」出版
——「冒険者たち」「風の国のタロー」「阿詩馬」「ワルのポケット」「空とぶ大どろぼう」が収録されました。
・幼稚園・保育園公演班「なかよし劇場」誕生

1985年

・うりんこ劇場建設の準備がはじまる
——プレハブの稽古場の建て替えをめぐる議論は「うりんこ劇場を建てよう!」に発展。資金づくりに奔走しました。

オープン祝賀会、地域の方が参加できる春祭り、子どものための舞台芸術祭などが行われました。

1986年

・うりんこ劇場(猪子石創造文化会館)オープン
——「風景が変わる 何かが変わる 劇場のある町」という言葉に託した夢は、1000人以上の人たちの協力を得ました。
・「株式会社猪子石創造文化会館」設立
・「ドラマスクール」晩成書房より出版

1987年

・本田忠勝 劇団代表に就任

1988年

・しかたしん 名誉代表に就任

1991年

・原田邦英が全児演奨励賞 受賞

1992年

・田中美代子 劇場代表に就任

劇団うりんこ20周年を祝う会。劇団なんじゃもんじゃさんによるお祝いパフォーマンス。

1993年

・劇団うりんこ20周年を祝う会を開催
・青山知代佳が全児演奨励賞 受賞
・平成4年度 愛知県芸術文化選奨 受賞
・劇団うりんこ上演戯曲集「Play!Play!Play!」晩成書房より出版
——「ブッダ」「おっちょこちょ医」「いつも鞄にパラダイス」が収録されました。

1995年

・児演協「未来賞」受賞
・青山知代佳が名古屋市文化振興事業団第11回芸術賞 受賞

1996年

・第11回愛知県パチンコ大衆文化賞 受賞

1999年

・(社)日本児童演劇協会賞 受賞

2001年

・アーツプラン21文化庁芸術団体重点支援事業 採択(~2024年)

2002年

・三雲十三が全児演賞 受賞

2003年

・しかたしん 逝去

2005年

・後藤武弥 劇団、劇場代表に就任

2007年

・河村ミチルが全児演奨励賞 受賞
・東海地方の公立文化施設と演劇の協同制作活動をはじめる(~2013年)

2009年

・原田邦英 劇団代表に就任

2011年

・うりんこ劇場が平成22年度 文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」採択
・原田邦英が松原栄治・若尾正也記念演劇賞 受賞
・平成23年度名古屋市文化振興事業団 第27回 芸術創造賞 受賞
・うりんこ劇場が文科省より「児童生徒のコミュニケーション能力に関する芸術表現体験事業」受託

2013年

・四方あさおが日本照明家協会 舞台専門奨励賞 受賞

2015年

・安形葉子 劇場代表に就任
・後藤優子が(社)日本児童青少年演劇協会「O夫人児童青少年演劇賞」受賞

うりんこ劇場30周年記念祝賀会。須成鼓笛保存会の皆さんによる開幕太鼓。

2016年

・新美英生が全児演奨励賞 受賞
・うりんこ劇場30周年記念祝賀会を開催

2018年

・0~2歳未満の子どものための「ベイビーシアター」誕生

2020年

・安形葉子が全児演賞 受賞
・児玉俊介 劇団代表に就任
・平松隆之 劇場代表に就任
・うりんこ応援プロジェクトを実施
——新型コロナウイルス感染拡大により劇団存続の危機に。たくさんの方からご支援をいただきました。

2021年

・「株式会社劇団うりんこ」と「株式会社猪子石創造文化会館」が合併
・「株式会社うりんこ」に社名を変更
・経営理念を策定
・「劇団うりんこ後援会」が「うりんこサポーターズ」に
・「子ども支援事業めばえ」はじまる
・「企業向けコミュニケーション教育」事業はじまる

2022年

・藤本伸江が日本劇作家協会東海支部 第6回俳優A賞 受賞

2023年

・劇団うりんこ50周年記念式典を開催

2024年

・劇団うりんこが令和5年度名古屋市芸術賞 芸術特賞 受賞