風を感じて 光を浴びて
森に守られ 水の中
まる まり まる まり まる まり マリモ・・・・・
はじまりは一枚のエコー写真
はじまりは一枚のエコー写真。
妹に双子の子どもができた。
黒い羊水の中に静かに浮かび上がる白い小さな二つの卵は、メゾチントの版画のように美しく、私の脳裏に焼き付いた。
それは湖の中で浮いたり沈んだりするマリモの姿にも似ていた。
自然の絶妙なバランスの中で育つマリモ、母の羊水の中で育ち生まれ出る子ども。
静かに力強く生きている命、神秘的で、時にユニーク。
それがMARIMOの作品のコンセプトとなった。
その世界に入りこんで遊ぶ双子の様子を、日常にはない身体の動きで表現する。
波の音が響く空間の中でゆったりとさまざまな知覚感覚体験をしてほしい。
朝比奈緑
ことばになる前の感動を、劇場で
MARIMOは、脳神経学者であり演出家でもあるJackie E. Changの指導のもと、子どもの発達段階に寄り添って創作された作品です。
乳児期という限られた時間に多様な芸術体験に触れることは、成長の過程で直面するさまざまな困難を乗り越える力や、自ら考え解決する力を育むことが、脳神経学の観点からも明らかになっています。
言葉をまだ発しない乳児であっても、舞台芸術に共感し、豊かな感情を受け取ることができます。
その体験は、表現力を育み、他者の気持ちを理解する心へとつながっていきます。
作品の特徴である、繰り返される曲線の動きや独特な身体表現は、子どもの感覚にも自然に響きます。舞台では、子どもが自然に、見つめる、感じる、動き出す、真似する、姿が見られます。
この小さな芸術体験が、子どもたちの未来を支えるはじめの一歩になることを願っています。
ご感想
・(0歳3か月)どんなことをするのか全く想像できなかったけど、見てみたら言葉が無くてもたくさん伝わってくるものがありました。
・(0才5か月)はじめは隣で寝転んでみていたが、段々集中して見入っていて、離れて見ることが出来てびっくりしました。他のお客さんの子どももとてもかわいく、あたたかい空気間で心地よかったです。
・(8か月)パフォーマーの方々の動きや音を、とても楽しんでいたように感じました。普段の生活とは少し違う素敵な経験ができました。
・(1歳)普段子供と一緒にいるのに、子供と同じ高さで五感を動かしたことがなかったので、人や物の動きや音がとても新鮮に感じ取れました。手拍子したり、よだれをたらしながら真剣に見ていましたその姿にこちらも一緒に楽しくなりました。
・自分(親)じゃ出来ないような不思議な動きがたくさん見られて、子どもも嬉しそうでした
・(1歳2ヶ月)最初不安そうにしていた子が最後楽しそうに遊んでいる様子を見て嬉しかった。
・(1歳4か月)人がリアルに表現する空間がある意味レアで素敵な体験でした。
・こどもと一緒に、安心できる空間を楽しむことができて嬉しかったです。演者さんを見つめる、こどもの背中越しに見る劇は忘れられない思い出になりました。
演出:Jackie E.Chang(ジャッキー・e・チャン)
神経心理学者、特別児童専門ドラマセラピスト、演出家、俳優、ウンソン医療財団神経科学芸術院院長。韓国芸術総合学校(ソウル)演劇院児童青少年劇専攻大学院過程にて神経心理学と演劇の講義を行っている。
| 上演時間 | 40分 |
| 対象 | 0歳から24か月未満の子ども |
| 定員 |
親子10~15組程度 ※人数は子どもの安全面を考慮し、会場条件によって異なります。 |
スタッフ |
作:朝比奈緑 演出:Jackie E.Chang(ジャッキー・E・チャン) 楽曲提供:福島一幸/音響:ノノヤママナコ/照明:福井孝子/宣伝美術:伊藤祐基/制作:日本児童・青少年演劇劇団協同組合 |
| キャスト |
朝比奈緑/川原美奈子/幸加/鷲見裕美(内2名) |
『MARIMO』プロモーションビデオ 日本語版
MARIMO Promotional Video Japanese ver
『MARIMO』プロモーションビデオ 英語版
MARIMO Promotional Video English ver
本作品は、児演協ベイビーシアタープロジェクトの取り組み、文化庁委託事業「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」ベイビーシアターの小作品創造と普及(主催文化庁・日本児童・青少年演劇劇団協同組合)の中で創作されました。この事業により演出家ジャッキー・E・チャン氏と日本のアーティストにより15作品が創作されました。
うりんこベイビーシアターの活動
〉次回公演・上演実績
〉ミニ広場の歩み
活動報告
〉2022 JAPANLIVEYELLproject in CHUBU
〉2020 Aichi⇆Online2020愛知県 アーティスト等緊急支援事業 映像プロジェクトに参加
〉2020年
〉2019年