研究生(第44期生)の紹介

卒業公演への意気込み(写真は中間公演『さんずの川の花子さん』より)

高山つぐみ

私は演劇未経験の状態で入所しました。舞台を観ることが好きで演劇を学んでみたいと思い、調べていたら小学生の時に観たうりんこさんに研究所があることを知りました。私は岐阜県に住んでいて通うのに時間もお金もかかるので迷いもありましたが、やりたいと思った自分の気持ちに従って、思い切って入所しました。
何の知識もなくゼロからのスタートだったのですが、学ぶことのすべてが面白くてとても楽しかったです。レッスンを重ねていくにつれて、あのレッスンがここに繋がっているのか!という発見と驚きがありました。もともと人間観察をする時間が好きでしたが、ここで知識を得てから、いろいろ考えながら観察するようになり、その人の身体の状態をよく見ることの大切さを学びました。
一年学んだことを活かし、卒公「群青デイズ」を素敵な作品にできるように大好きな2人と頑張ります。

田中琴弓

気づけばもうすぐ3月。時が経つのは早いですね。この一年間、研究所の様々なレッスンを通して、自分の心や身体と向き合いました。そして、日常生活全てがお芝居につながっているのだと実感しました。だからこそ、起こることに素早く反応できる身体の感覚を磨いていきたいと思います。
卒業公演の「群青デイズ」は、女子高生3人の物語です。研究所で学んだことをフルに活用して、思いっきり青春します!

西島愛莉

私は「人の前で個性を売る仕事」に就きたいと思い、15歳から俳優を目指しました。演劇をプロから教えて頂きたいと思い、研究所に入所しました。私はここにきて本当に良かったと思っています。演劇のレッスンも楽しかったのですが、それよりも自分を知る、自分の思考や価値観、適性を深く理解できたことが嬉しかったです。ここで学んだことは私の宝です。
私は「誰か」をプロデュースするより「自分」をプロデュースする仕事に就きたいです。
難しい夢だなと思いますが、後悔したくないので沢山挑戦します。本当にお世話になり、ありがとうございました。研究所で学んだ1年間を活かし、卒業公演頑張ります。
 

公演情報

公演は終了いたしました。ご観劇ありがとうございました。
 

うりんこ付属演劇研究所公式ブログ