本作品は、児演協ベイビーシアタープロジェクトの取り組み、文化庁委託事業「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」ベイビーシアターの小作品創造と普及(主催文化庁・日本児童・青少年演劇劇団協同組合)の中で創作されました。この事業により演出家ジャッキー・e・チャン氏と日本のアーティストにより15作品が創作されました。

 
 

STAFF

作:朝比奈 緑
演出:Jackie E.Chang (ジャッキー e・チャン)
楽曲提供:福島一幸うりんこ公演「あしたてんきになあれ」他、より
音響:ノノヤママナコ
照明:福井孝子
宣伝美術: 伊藤祐基
制作:日本児童・青少年演劇劇団協同組合  
 

CAST

朝比奈 緑・川原美奈子 ・和田幸加・鷲見裕美(内2名)
 
上演時間:40分
対象者:0歳から24ヶ月未満の子ども
実施会場:ホール舞台上/フリースペース等
観客人数:1ステージ 親子5組~10組程度※人数は子どもの安全面を考慮し、会場条件によって異なります。

ベイビーシアターで大切にしていること

 
乳幼児期は「生涯にわたる人格形成の基礎を培う」大切な時期です。作品は、この時期の発達段階を踏まえ、知覚の発達をより促すよう、表現を模索し創られています。
 

1.子どもの主体性、自由

生まれてすぐの子どもも、感じる力、観る力、関わり合う力を持っています。上演中は自由です、声を出しても、動いても、触っても、OK!ベイビーシアターは子どもが参加することで成り立つ体験の芸術ともいわれています。
 

2.保護者にも想像力

この時間は見守りスタッフがいます。子どもが離れても、一緒でも、どうぞ思うままに過ごしてください。寝転がって、子どもと同じ目線で、見えるもの、聞こえる音、感じる振動…子どもの世界を楽しんでください。
 

3.いろんな人たちと一緒に過ごす、調和のある時間

子どもにとって、参加者の子ども、大人の反応もまた、新しい知覚と感覚の体験です。パフォーマンスを観ながら、道具で遊んだり、他の大人に笑かけたり、いろんなもの、人と関わりを持ちながら自由に動く。この体験は、調和のとれた豊かな人間性を育むことにつながります。