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ごめん、まだ、準備中。

 
〉2024年6月5日 中日新聞に掲載されました

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未完 未熟 未完成 これが私たちのホンネ

 

STORY

そこは、劇団うりりんこの上演会場。
今日は、劇団の大物俳優、うり川りん太郎のひとり芝居「シン・リア王」の上演当日。
間もなく開演時間だというのに、りん太郎は寝坊し、劇場入りが1時間遅れるらしい。
場内スタッフとして参加していた、劇団うりりんこの若手俳優、シュウスケ、エリ、ユウキの三人は、りん太郎が現れるまでの時間をどうにかつなぐことになってしまった。
その60分の物語。

MESSAGE

人間は、その身のうちにあることばにできないものを、例えば踊ることで、例えば音をかき鳴らすことで、誰かと分かち合おうとするものです。
この作品は、そんなことばではないものに、若い俳優たちが挑む姿を通して、そのことばにならない思いを感覚として、劇場で体感していただけたらと思っています。
また、劇中ラジオから流れる「声にできなかった声」は、実際に中高生たちが書いた日記を集め、引用しています。

キャストショートムービー

プロモーションビデオ

スタッフインタビュー動画

ご感想

 
・今日来てよかったです。(10代)
 
・何かよくわかんないけどすごかった!!(10代)
 
・小学生以来の観劇でしたが、想像以上におもしろく夢中で見ていました!今回をきっかけに観劇にはまりそうです。(20代)
 
・中3の息子の隣で見られたことがとてもよかった。こんなにも胸を打たれたのはなんでなんでしょう。(30代)
 
・最後の2.3分涙が止まりませんでした。(40代)
 
・息子の「今日」について考えた。(40代)
 
・観た後子どもたちといっぱい話せる作品。観たことがないような舞台でした。(60代以上)
 
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上演時間 70分予定
構成人数 4名 
準備時間 4時間予定

片付け時間

1時間30分予定 


スタッフ

作・演出:永山智行(劇団こふく劇場)
振付=古家優里(プロジェクト大山) 美術=土岐研一 衣裳=南野詩恵(お寿司) 照明=福井孝子 音楽=栗木健(TheScreenTones) 音響=内田アダチ 映像=雨音テン(KYARAKOI.act) プロモーションビデオ(映像ディレクター・編集=雨音テン CAMERA=川浪 明) ショートムービー(映像ディレクター・編集=雨音テン CAMERA=玉置裕哉) 記録映像=山内崇裕 写真=服部義安 宣伝美術=伊藤祐基

キャスト
宮腰裕貴 山内周祐 髙島絵里

〉リーフレットダウンロード

キャスト

宮腰裕貴

 

新潟県に生まれる。ミュージシャンに憧れバンドを結成。高校生で初ライブをするも、思い描いた感覚と違い辞める。俳優を目指し上京。今に至る。
 

山内周祐

 

199825日名古屋に生まれる。高校生の時にフランスで石焼き芋屋をすると志したものの、特に具体的な検討もせずに今に至る。

髙島絵里

 

嫌いな物は吐き出し、 3秒で迷子になるような子が成長し役者になった。外側だけ。嫌なもんは嫌だしすぐ迷子になる。参ったね。

スタッフ

作・演出=永山智行
(劇団こふく劇場)

 
投手として甲子園を目指すはずだった野球少年は、三人しかいない演劇部がかわいそうになり、あっさり野球を捨てたのでした。
 
1967年生れ。劇作家、演出家。宮崎県の三股町立文化会館をフランチャイズとする劇団こふく劇場代表。2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。2006年から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクターも務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリーズ」を企画・演出した。2022年4月に初の戯曲集「ロマンス/いきたひと/猫を探す」(而立書房)を刊行。

振付=古家優里
(プロジェクト大山)

 
忍者に憧れていた幼少期、幼馴染のヨシコちゃんがやっていたバレエを見て、踊ることに忍者と同じ身体のスペシャリズムを感じバレエを始める。
 
振付家、ダンサー、プロジェクト大山主宰。熊本バレエ研究所で学び、熊本高校を経て、お茶の水女子大学文教育学部芸術表現行動学科・舞踊教育学コース卒業。大学の同級生と立ち上げたダンスグループ"プロジェクト大山" 主宰。09 年横浜ダンスコレクションR にて「審査員賞」、10 年トヨタコレオグラフィアワードにて「次代を担う振付家賞」を受賞。NHK・Eテレの子供番組「みいつけた!」振付・ダツイージョ役として出演中。

美術=土岐研一

 

 
インディアナ・ジョーンズに憧れて渡米した少年は、その後演劇の世界に。帰国後、火事で全てを失うも素敵な演劇仲間に救われて今に至る。
 
岡山県出身。高校卒業後に渡米。コネティカット大学大学院芸術学部で修士課程を修了後、ニューヨークを中心に地方劇場や演劇祭のセットデザインで研鑽を積む。帰国後、TVドラマの装飾スタッフを経て舞台美術の活動を開始。 永山作品は宮崎県立劇場プロデュース 「新かぼちゃといもがら物語」シリーズ1,2で美術を担当。 近年の作品に劇団四季「ロボット・イン・ザ・ガーデン」、穂の国とよはし芸術劇場「地を渡る舟」など。第25回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、他。

衣裳=南野詩恵
(お寿司)

 
衣裳を作ったのにクレジット(名前)を書いてもらえなくて30歳の時に作・演出・衣裳を担当する舞台芸術団体「お寿司」をつくる
 
1986年 京都府在住。劇作家・演出家・衣裳作家。さまざまな舞台衣裳を製作。 2016年、舞台芸術団体「お寿司」を立ち上げ、観客と上演時間、場所を共有する舞台作品を創造する。戯曲、衣装、対話、多方向からのアプローチを重ね、多層に散る事象を再編集する演出手法を用いて他者と組み合い、簡単に答えの出ない事態に粘り強く耐え、超個人的な問題や状況を突き詰めて捉え直し、普遍的な問いかけへと昇華した作品を発表する。 
 

音楽=栗木健
(TheScreenTones)

 
子供の頃テレビでYMOを見て衝撃が。以降音楽に目覚めドラマーに。でも、大人になって曲を作らないと食べていけないと気付く。
 
名古屋出身横浜在住の打楽器奏者。 仙波清彦に師事。 芝居やドラマ等の楽曲製作も多い。 手作り楽器等を使い、舞台上でナマ効果音を出すスタイルが意外と好評。 呑んで帰るために作った電車で運べるチンドン型ドラムセット、チンドラも結構好評。 多くの仏具楽器を所有しており、その量は自称世界一。 電気あんま機や肩たたき機を使った自動演奏装置開発にも挑戦中。 ドラマ「孤独のグルメ」の音楽制作集団TheScreenTonesのメンバー。

照明=福井孝子

 

 
科学忍者隊ガッチャマンになる夢を諦めておらず、今も南部博士からの招集を待っている。動物好きの照明家は、世を忍ぶ仮の姿。
 
長崎市出身、舞台照明家。鹿児島大学、愛知教育大学大学院で舞踊を研究。同時期に邦正美舞踊研究所にて、舞踊史、舞踊美学、舞踊創作等を学ぶ。大学院終了後、舞台制作会社に入社。芝居、ダンス、コンサートなどの照明に携わる。27年在籍後、退社し、現在はフリーランスの照明家として活動している。また、大学・専門学校や舞踊団で演出照明の基礎講座講師を担当し、パフォーマーとテクニシャンの相互理解について講義を行なっている。伏木啓演出「The Other Side」(日本演出家協会若手演出家コンクール優秀賞受賞)、右来佐生演出「わたしの昆虫記」、天野天街演出「りすん」。

映像=雨音テン
(KYARAKOI.act)

 
自己肯定感の低さ故、演じている時のみ「私今、生きている…!」とキラキラした 10代から「私何でもやります!」マインドへ。
 
兵庫県芦屋市出身。 映像クリエイター 人の心の奥に残る作品を作り続けることを第一に丁寧に作品を作ると定評がある。 俳優。プラスサイズモデルとしても各媒体で活動中。 YouTubeガッテン令和組。メンバー
 

宣伝美術=伊藤祐基

 

 
ひょんな縁から横浜のランドスケープデザイン事務所に入社するも、「素材が重すぎる」という理由でグラフィックデザイナーに転向。今に至る。
 
横浜在住 デザイナー・アーティスト 2011年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。同年STGK入社。「have a Yokohama」「いすゞプラザ」「グランモール公園(再整備)」「大阪マルビル」などのプロジェクトを担当。
 

協力(日記提供、声の録音、他)

 
青木久美・植田江梨・大迫奈々・川上紬希・田中結愛・永井美優・中村颯斗・プニりん・松本万夢・森國真帆・吉岡晴加・Riko・愛知淑徳中学校、高校演劇部・愛知中学校演劇部・誠信高校・瀬戸プラクティカルカレッジ・デモクラティックスクールまんじぇ・東邦高校演劇部・豊田・みよしおやこ劇場・豊橋なかおやこ劇場・知多市やまももおやこ劇場・豊川おやこ文化の会(敬称略、順不同)